KMTペットセレクトショップについて
本当にそのドッグフードは安全なのか?という疑問
「FOOD PETS DIE FOR: Shocking Facts about Pet Food (Ann N. Martin著作)」という本に出会い、私は大変衝撃を受けました。この本を読んだことをきっかけにドッグフード産業について深く考えさせられ、また「KMTペットセレクトショップ」を立ち上げるにまで至りました。
恥ずかしながらこの書籍に出会うまで、私はドッグフードの実態について全くの無知でありました。
この書籍によると、これはもう20年以上も前の話にはなりますが、アメリカ・カナダにて4Dと呼ばれる劣悪な素材を使用したドッグフードが市場に出回っているという内容で、私は大変衝撃を受けました。ドッグフートに使用される原材料には、もちろん人間が食べている肉類や穀物などが使用されていると私は信じ切っていたからです。
4Dとは[Dead(死んだ), Diseased(病気の), Dying(死にかけた), Disabled(障がいのある)] 動物の肉のことです。
具体的にはレストランやスーパーから回収された賞味期限切れの肉、家畜で病気になって死んでしまった動物、路上で事故にあい死んでしまった動物などがレンダリング工場と呼ばれる工場に運ばれ、全部を一緒くたに混ぜ、粉々に粉砕し高温で熱処理された後に着色料をつけ、犬が好みそうな臭いのする油を塗り付けてドッグフードとして売られているのです。環境にやさしい再生紙は理解できますが、食肉の再生は想像しただけで吐き気がします。
また更に衝撃的なことに、アメリカ・カナダではペットとして飼っていた犬猫が死んでしまったら火葬をせず動物病院等に引き渡すのが慣例だそうですが、動物病院から亡くなった動物を引き取る業者がそのままレンダリング工場に持って行き4Dドッグフードの素材の一部となっているのです。首輪も服も装着したまま高温熱処理されるのです。
これは海外の話で、日本には全く関係のないことかというとそうでもありません。日本でもレンダリング工場はあり、残念ながらそういった劣悪な素材でできたドッグフードは存在します。日本では亡くなったペットは火葬されるのが一般的なのでペットがドッグフードの一部となるということはなさそうですが、家畜で病気で死んでしまった豚や鶏がペットフードの一部となることは現在でもあり得るようです。
昨今の日本ではペット産業が著しく発展しており、ペットのことを十分に考えられた商品もたくさん流通していますが、それでもまだこういった商品が出回っているのも事実です。しかも先程述べたアメリカ・カナダに比べても、日本は世界的にまだまだペット後進国だと言われています。
当店のドッグフードには昆虫が含まれていて、中には「昆虫なんて気持ち悪い!無理!」と思われる方もおられるかもしれませんが、本当に気持ち悪いドッグフードとはどういうものなのかということを今一度考えていただける機会になれば幸いです。
愛犬へのフードに悩む飼い主様のご要望にお応えしたいという思いからKMTペットセレクトショップでは「ペットと共に心豊かな生活を」をモットーにし、愛犬・飼い主様にとって最良の厳選された安全・安心な商品だけをご提供致します。
KMT 代表 田村 希久子
◆ KMTの活動
毎年東京ビッグサイトで開催されている「Interpets 2023/2024」に出展しました
日本最大級のペットの展示会「Interpets」に2023年、2024年出展致しました。
* インターペット https://interpets.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html
ハッピーハウス(公益財団法人 日本アニマルトラスト)様へドッグフードの寄付をしています(不定期)
* ハッピーハウスについて https://happyhouse.or.jp
Eat Small社について
昆虫ドッグフードの仕入先Eat Smallはドイツのベルリンにある会社です。
ドイツは世界的に見てもペット先進国No.1の国で、動物愛護に対する考え方、意識がとても強いと言われています。
そんなドイツでは「ドッグフードは人間が食べることができる原料で作らなければならない」という決まりがあり、最も厳しいと言われるEUの規則に従って各法令にクリアしないとドッグフードを販売できません。
Eat Smallの創業者の1人、Veroniqueさんは元獣医さん。獣医さんの視点で開発された高タンパク・低アレルギーの昆虫ドッグフード、是非試してみてはどうでしょうか?